PART3 「歯のエステ」のすべてがわかります<ケーススタディ>

歯並びを治して、美しい笑顔を取り戻したいとき

<矯正>とは?

<矯正>では、ブラケットと呼ばれる歯に接着する小さな金具とワイヤーで構成された装置を使って、自分の歯のひとつひとつを正確に移動して歯ならびを治します。したがって、自然な仕上がりと、生涯にわたって維持できるきれいな歯ならびを得ることができます。
この<歯列矯正>を行なう時期は、本来は、永久歯が生えそろってくる八歳〜十二歳頃が理想ですが、その時期を過ぎてしまっても、あごの骨に異常があるなどのよほどの事情がない限り、おとなでも行なえます。むしろ、ここ数年のあいだに、二〇歳以上の矯正者が三倍も増加しているというデータもあります。
おとなの矯正者が増えた原因として考えられるのは、歯についての審美性、機能性両面からの意識の高まりとともに、矯正技術の進歩も影響していると思われます。
<矯正>の治療方法を簡単に説明すれば、矯正するそれぞれの歯にブラケットを固定し、そこにワイヤーを通して、歯を徐々に移動させてゆきます。このとき、もし必要があれば抜歯をして、歯を正しい位置に移動するためのスペースを確保します。
通院は、二週間から一ヶ月に一度で、そのつどワイヤーを調整しながら、一年から二年前後の時間をかけてゆっくりと矯正してゆきます。
矯正を終わり装置をはずしたあとも、しばらくは歯が元の位置に戻ろうとしますので、リテイナー(保定装置)と呼ばれる器具をはめたりする処置が必要ですが、最終的には、自然な仕上がりと、生涯にわたって維持できるきれいな歯ならびを得ることができます。
初診から終了までの治療の全体の流れは、次のようになっています。

  • 初診(矯正治療の進め方について詳しい説明をします)
  • 検査(治療のために必要な情報を、レントゲン、写真などを撮って収集します)
  • 診断(収集した情報をもとに、コンピュータなどで分析・診断します)
  • 検査結果の説明(検査結果をもとに、どのように治療を進めるかの説明をします)
  • 装置装着の準備
  • 装置装着(矯正装置を取りつけます)
  • チェック(三週間くらいごとに来院してもらい、治療の進みぐあいをチェックします)
  • 装置撤去
  • 保定期間(歯のあと戻りを防ぐために、取り外しのできる装置を一定期間つけます)
  • リコール
  • 終了

目立たない矯正法<舌側矯正>と<セラミックによる装置>
<舌側矯正>の場合、歯の裏側に小さな金具(ブラケット)を取りつけます。歯の外側に金属のブラケットを取り付けていたために、どうしても治療中であることが目立っていたこれまでの一般的な方法(唇側矯正)とちがって、外側からまったく目にふれることはありません。
ブラケットは、かむ力にも十分に耐えられる強力な接着剤で歯に固定します。また、その接着剤は歯には害がありませんし、治療完了後にはきれいにはがせますので心配ありません。
ブラケットを固定したあと、ワイヤーでそれぞれのブラケットをつなぎます。その後、ワイヤーをそれぞれ調節し、理想の歯ならびにするために、少しずつ移動させてゆきます。<舌側矯正>も、これまでの矯正方法と原理は同じで、三〜四週間ごとに調整が必要です。<舌側矯正>とは別に、目立たない矯正法として、歯の表面に取り付けていたメタル製のブラケットを、半透明で歯の色に近い新素材のセラミックに置き換えた方法もあります。

さまざまな美しさの基準

<矯正>だけでなく、「歯のエステ」全体に関連することですが、とくに、矯正治療にあたって考慮される美しく理想的な口もとの形とバランスについては、さまざまな基準があります。

ゴールデン・プロポーション(黄金分割)

これは、レオナルド・ダ・ビンチらが、多くのひとの顔を計測して、人間の顔の理想的なバランス、プロポーション(比率)を数学的に分析したものといわれています。
この黄金比率は、ピラミッドの底辺と高さの関係や、クレジットカードなどの縦・横の比率にも応用されています。

Eライン(エステティック・ライン)

人間の顔を横から見て、鼻の先端とあごの先端を結んだ線がEラインと呼ばれています。これは、一九五四年に、歯科矯正医ロバート・リケッツが提唱した美しさの基準のひとつです。
日本人のおとなの場合には、下唇がEラインの前後にあって、上唇が下唇よりもすこしうしろにあるのが望ましいとされています。
歯ならびやかみ合わせが悪い場合には、このEラインに影響が出ます。いわゆる出っ歯の場合には上唇が大きく前に出ますし、逆に受け口の場合には、下唇が上唇よりも前に出るだけでなく、下あごも前に突き出てしまいます。

リップラインとスマイルライン

このふたつの口もとのラインも「歯のエステ」には欠かせない美しさの基準となっています。
リップラインには一般に年齢差があり、若いひとほど中心から左右に上がるカーブが高く、年配者になると、そのカーブが低くなってきます。
スマイルラインは、笑顔を作ったときに見える歯の縁の線のことですが、このラインを整えることによって、どんな人でもすばらしい笑顔がよみがえります。つまり、このスマイルラインを整えることによって、年齢に合った魅力的なスマイルを作り出すことができるわけです。

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舌側矯正(裏側矯正)認定医|大人のための歯列矯正・歯並び矯正